今から一緒に働くかもしれない仲間の皆さんへ

「印刷会社って何をするんですか?」と最近、就職活動中の学生さんに聞かれますので、印刷の本質のお話をしたいと思います。

「陀羅尼(だらに)のお経」というのをご存知でしょうか?

「世界に残る一番古い印刷物」と言われています。6世紀の中ごろ、日本にも中国を経由して韓国から仏教が伝えられました。

770年に、日本中のお寺にお経をひろめるため、100万巻の「陀羅尼のお経」を印刷して国中の大きな寺にそれぞれ10万巻ずつ配ることにしました。

ネットもスマホもTVもない時代、印刷というのは
「たくさんの人に情報を伝達する唯一の手段」
でした。

「印刷って減ってるんでしょ?」という質問もいただきます。

しかし、「印刷」には「印刷としての役割」や「信頼感」というものがあります。

むしろ、スマホを一人一台持っている時代に、6世紀にあった技術がいまだに消えずに残り流通していることのほうが凄いと思いませんか?

それだけ必要とされている技術、それが「印刷」だと思います。

私たちと仕事をしていくうえで共にその役割を一緒に考え、技術を学び、「印刷」という情報伝達の技術を通じて、お客様や世の中の問題を解決していく仕事を一緒にできる仲間を私たちは探しています。

代表取締役 坂本満康

株式会社ミドリ印刷